アラサー女が暇を持て余してるブログ

周りの流れに乗れずに独身のアラサー女が暇を潰すブログ。

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占いに行ってきた

大学時代の友人と新宿で会うことになった。
「何する?」とLINEをすると「競馬」ときた。
競馬に手を出したら終わりな気がする。
いよいよ本格的にオヤジになる気がする。
私は却下し、結局占いに行くことになった。
もう私は占いにだってすがるよ。

本当は新宿の母とかそんなところに行きたかったのだが、さすがは母である。そんなに簡単に予約は取れない。
私たちは占い師が数人在籍している占いの館に入った。
占い師はタロットや手相など、違う占い方をする。
私は手相がいいな…と思っていると、友人も手相がいいといいうので、ふたりで手相のおばさんにみてもらうことにした。


ふたりで一緒にブースに入り、まずは私から占ってもらうことに。
(友人も一緒に入って隣で私の占いを見ている)

すると、占い師は自分を信じ込ませるためなのか、なぜかパフォーマンスを始めた。
え…時間決まってるし、早く手相見てほしいんだけど(動揺)

占い師はいくつかパワーストーンが入った箱を取り出し、「どっちが好きでどっちが嫌いかは言わずに、好きな色と嫌いな色1つずつ選んで。」と言った。
私は好きな色にピンク、嫌いな色に黄土色を選んだ。
「んじゃ、どっちかの石を左手に持って、右手は親指と人差し指で輪っか作って」
私は好きな色として選んだピンクを左手に持ち(占い師も見ている)、右手は輪っかを作った。
「じゃ、いくよ。」
そう言うと、占い師は私の親指と人差し指の輪っかを崩そうと、指を引っ張ってきた。

↓矢印のところを崩そうとする
f:id:himacco:20150607225715j:plain

しかし、指は離れなかった。
占い師「これ、好きな色でしょ。好きな色だとパワーがもらえて力がみなぎるの」


お、おう…
私と友人は目で会話をした。


「この人、あやしい」


そりゃあ20代女性が黄土色を好きな色に選ばないであろう。どう考えてもピンクと黄土色では好きな色はピンクだ。
私たちはニヤつくのを抑えられなかった。

占い師「何笑ってるの。じゃあそっちの色を持ってもう一回ッ」
そう言われ、私は黄土色を左手に持ち、右手で輪っかを作った。
占い師「行くよ。フンッ」
また占い師は私の親指と人差し指の輪っかを崩そうと、指を引っ張ってきた。



離れた。

占い師「ほらね。指が離れた。こっち、嫌いな色でしょ(ドヤァ」

( ゚д゚)ポカーン…


えっと……力加減じゃね???

我々は笑うことしかできなかった。
「えーwww」とは言ったが、さすがに老婆に向かって「力加減じゃね?」とは言えなかった。
私たちがあまりに信じないので、占い師は石を持ち替えて指をひっぱるくだりを4~5回繰り返した。
「それより手相占いして欲しい」と伝えると、気分を害したのか、見るなり「つまんなそうな人生の手相だね」っと言ってきた。
ひwどwいwwww
なんだその逆襲www


「つまんなそうな人生」と言われるという最悪の締めくくりで私の時間は終わり、友人の番になった。
なかなか後味の悪い終わり方である。
薄々自分でもつまんない人生だと思っていることも相まって、結構泣きそうな気分になった。

ブログでネタとして昇華させるけど。

ブログやっててよかったー\(^o^)/



友人の相談は「A男くんとB男くんのどっちと付き合った方がいいか」であった。
老婆は「そういう時はこれだよ」と言ってうれしそうにペンダントのようなものを取り出し、紙にA男とB男と書いた。
A男とB男の間にペンダントをかざし、老婆が揺らすと、ペンダントの先がB男の方に引き寄せられていった。

だ、ダウジング…?

ヤバい下手過ぎて伝わらないwww
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私たちはこれも老婆の仕業だと思った。
ていうか手相占いどこいっただんだよ。
本当にこういう占いもあるのだろうが、どうにも信じられない空気でいっぱいである。

ちなみにA男と友人は6年間付き合っていて、B男とは知り合って間もない。
こんな占いで別れられるなんて、A男が不憫でならない。友人には全てを忘れてほしい。

結局、占いのほとんどの時間をパフォーマンスに使われ、たいして助言とかそういうのはもらえなかった。
あれ…?本当に占いできるのか…?時間稼ぎか…?

帰り際、老婆は「特別よ」と言ってパワーストーンをくれた。
私にはせめてもの償いに見えた。
せっかくもらったが、捨てられないので若干困っている。

占いとしては不完全燃焼だったけど、友人とは大爆笑で帰ってきた。
いい占いあったらリベンジするから教えて下さい。

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