アラサー女が暇を持て余してるブログ

周りの流れに乗れずに独身のアラサー女が暇を潰すブログ。

スポンサーリンク

宝塚観劇に行ってみた

念願の宝塚。
1回行ってみたいと思っていたものの、いつも気がついたときにはチケットが売り切れていた。
今更ながら、阪急交通社の割高チケットなら結構空いていることが判明したので金にものを言わせて行くことにした(といってもプラス分は1,000円もしないくらい)。

ひとりで神戸旅行に行ったときも、宝塚駅に降り立ち、ひとりで宝塚劇場前の花の道を散歩、写真を撮った。
※一度も宝塚を見たことはない

劇場前でジェンヌ達の出待ちをするファンの整列具合を遠くから眺めていた。
※DVDとかでも宝塚を見たことはない

そんな私もついに宝塚デビューである。
ハマったらどうしよう…
湯水のごとく散財しそうである。

今回の公演は月組の「かんぽ生命 ドリームシアター スペクタクルミュージカル 『1789 -バスティーユの恋人たち-』」。
f:id:himacco:20150707231335j:plain
『1789 -バスティーユの恋人たち-』だけでいいと思うだろうが、宝塚はスポンサーを大事にするようで、必ず「かんぽ生命」から言う律儀さであった。
阪急交通社貸切公演だったため、さらにこの上に「阪急交通社様貸切公演」が付け加えられることもあった。
なんてスポンサー思いなのであろう。

七夕の夜にロマンチックだな…
何か特別なイベントないかしら…うふふ
って感じでトップスターの名前さえ知らないまま出掛けた。


東京宝塚劇場は入口ですぐにチケット検査がある。
グッズだけでも…!というジャニーズ的なことはできない手厳しい作りとなっている。
入った瞬間赤いカーペットのきらびやかな階段があり、ぜひ写真を撮りたかったがマダムがたむろしていたので断念した。

今回は初めてなので、一番安いB席(3,500円)にした。
オペラグラス必須と聞いていたのでどんなに遠いのかと思っていたが、売れてるアーティストのライヴ等と比べれば充分近い。
しかも1人だから余ってるところに当てはめられたのか、真ん中の列の一番はし(列のはしだけど舞台ど真ん中)という良席だった。
開演前のアナウンスも宝塚口調でテンションが上がった。


開演後、まずびっくりしたのは、宝塚はオーケストラの生演奏にのせて歌うということ。
生演奏はやっぱり迫力がある。
そして本当にいきなり歌い始めて「おおう」となった。
タモリがよく「ミュージカルは普通に話してたのにいきなり歌い始めるから嫌だ」と言っていたのを思い出した。

戸惑ってる間に主役(ロナン/龍真咲)の父親が死んで、ロナンはパリ行きを決めた。
なんという物語の進みの速さ。順応能力が試される。
でも、この後ずっと歌い続けているので自然と慣れた。

次は小林幸子ばりの舞台全体に広がるドレスで登場し、回り続けるマリーアントワネット。
あまりに目立っているのでパンフレットさえも読まずに行った私はこの後数十分間ロナンと恋に落ちるのはマリーアントワネットだと思い込むこととなった。
フェルゼンの他にもいたのか?と思ったら普通にフェルゼンと恋していた。

ちなみに他にも
「俺を誰だと思っている」
「国王陛下の弟君です」

私(えっ!?そうなの!?)

という場面があった。

いやー、ダメだね。パンフレットくらい読んでいった方がいいですね。
初心者には服を着替えられると誰だか分からないんだよ…

この後もマリーは歌いまくるのだが、それもそのはず。
マリーはトップ娘役(愛希れいか)だった。
主役の恋人がトップ娘役なのかと思いきや、そうとは限らないらしい。


トップスターの龍真咲さんは凄くて、歌もオーラも抜きん出てました。
凄い。凄いけどそんなにハマるかな?と思ってた矢先。
後に恋人となるオランプを引き止める時の「待てよ」

はい出ましたー!キムタク以来の「待てよ」出ましたー!

この前後かっこいいです。

ちょっと分かってきたわ…と思ったら、1幕最後の全員出てくる大合唱は鳥肌たった。
計算され尽くしたフォーメーションといい、厚いハモりの歌声、素晴らしかった。
ここで「ああ、これはハマるわ」と思った。


毎日このレベル保つのは凄いなー
気分乗らない時とかあるだろうに。
それにしてもトップ役の優遇は凄いですね。
劇が終わった後もショーがあるんだけど、もう特別扱い凄い。
ロナンの恋人のオランプでさえモブ扱いですよ。
でも、それだけ努力だとか重圧だとか、背負うものがあるな、とも思った。


公演が終わった後はトップスターからご挨拶。
司会「今日は七夕ですが、龍真咲さんは短冊に何と書きましたか?」

「今日のこの貸し切り公演で、沢山の素敵な織姫に出会えるようお願いしました」

ちょwww

か っ こ い い www


最後も

「月組の彦星龍真咲です」

やめてぇぇぇ

これ以上はやめてぇぇぇ

うん、なんだ。

また、行くと思います(キリッ


次はちゃんと勉強して、誰が誰だか分かるようにしたいと思います。

スポンサーリンク

オーネット
ミュゼ