最近家に引きこもりがちなので、たまには出かけようと、世を忍ぶ先輩である忍者に会いにNINJA AKASAKAに行ってきた。
要人に仕えているのだろう。住処は赤坂である。
googleによると国会から徒歩12分。接待でガッポリ諜報活動もバッチリである。
さすがは忍者、忍びし者である。まわりになじみ過ぎててここが忍者の里だとは思わず素通りしたところを友人に呼び戻された。
写真を撮ろうとすると誰かが写り込んでいる…!!と思ったら気配を消した忍者が迎えに来ていた。
お主…やりおるな…!!でも今は…写真に写らないで欲しい…!!←肖像権の問題
受付が手を叩くと我々専属の忍者登場。
修行の旅に出る。危ないので写真を撮らないよう念を押された。
ニンジャの川渡りや階段登り降りがアクション映画並みに凄いので、私も真似して一緒にやっていたら、非常に危険なのでやめるでござる!と注意されました。
という口コミが食べログにあったので楽しみにしていたのだが、そんな忍者的足さばきはなかった。忍者によるのだろうか…
途中、「開運の滝」でお願いごとをしたり、橋を引き上げて追手から逃げたりして席に案内された。
私たちが注文したのは大和魂コース ¥6,999。
ドリンクは別で、注文が決まったら部屋のどこかにある仕掛けを探して忍者を呼ぶように言われた。「姫は当店が初めてだということで、ヒントを差し上げますと…」と勝手にヒントというか答えを言われた。今思えば、ここが数少ない忍者ポイントだったのでマジでヒント要らなかった。
八品目:季節のアイスキャンディ
ここら辺から我々は不満をブチまき始める。
「全然忍者っぽくなくない?」「もっと煙とか出てくると思ってた」「HPに書いてあったよね?」「メニューも巻物にするとか、もっとあるよね…」
忍術が無さ過ぎて本気でHPを熟読し始める。「ほら!やっぱり”パフォーマンスが~”って書いてあるよ!」←今見直したら該当ページが見つからない件。
ちなみにくノ一の募集に年齢制限にひっかかって「くノ一になれないwww」とみんなで爆笑したページもなくなっていた。
見つかったんだね、くノ一…年齢制限の横に書いてあった「ごめん」という文字、忘れないよ…
拾品目:特選握り寿司とロール寿司
「もうあとデザートで終わりだよ」「こりゃもう何にもないね」
くノ一「姫、これから上級忍者がきて忍術を披露します。秘術なので、写真や動画撮影はご遠慮ください」
「…忍術あったね」「うん、あんなに色々言ってマジごめん」「我々が浅はかだった」
上級忍者登場。
コインとトランプが移動したり消えるマジックをやって去っていった。
「…忍術あったね」「…でもさ、私たちが求めていた忍術じゃなかったね」「あれ、忍術じゃなくてマジックだよね」「しかも、簡単だったね…」
マジックを見るならマジックバーに行く。我々は忍術を求めていたのだ…