アラサー女が暇を持て余してるブログ

周りの流れに乗れずに独身のアラサー女が暇を潰すブログ。

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日本橋高島屋『池田理代子-「ベルばら」とともに-』展に行ってきた

『池田理代子-「ベルばら」とともに-』展に行ってきた。

デパートのキャラもの・漫画催事が大好き荒佐。
今回の池田理代子さんは正直世代ではないし、ベルばらを読んだことがある程度なんだけど、チケットをいただいたので張り切って参戦。
入場締切が19時という、なかなか厳しいスケジュール。
会社を早上がりして、金曜の恐ろしい人混みの東京駅を競歩選手かのような素早さで通過し、やってきました日本橋高島屋!!

1階入り口の控えめな案内。
もっと!もっと力入れてよ!!50周年だよ!!
50年で半世紀なんだよ、すごくない?

この時既に18時半。
戦場がどのような状況かわからないけれど、残された時間はあと1時間。
少しでも早く…!!と思ってエレベーター乗ったのに、さすが日本橋高島屋のエレガは丁寧で、フロアに着くごとに「上に参ります、上でございます」って外に出て確認するもんで、結果、たぶんエスカレーターと変わらない。
気持ちははやるが、エレベーターのスピードには影響しない。早く着きたくて新幹線の中を走ったという熊田曜子の話を思い出した。変わんねぇ。

8階に着くと、ベルばらキャラたちのパネルがお出迎え。

同じく開催中の大近江展が発するいい匂いに後ろ髪ひかれつつ池田理代子展へ。
何と言っても私には時間がない。

お花がいっぱい

展示場に入ると、ガラガラでもなく多すぎるでもなく、いい感じの混み具合。
やはり年齢層はちょっと上かな。

最初は池田先生のご挨拶があって、
次は「少女漫画誌+女性漫画誌表紙コレクション」。
池田先生が表紙を描いたマーガレット・プリンセスの一覧のパネル(原画ではない)で、最初からテンションあがる。
世代と思われる方はここで1日話せるくらい1枚1枚見てて、「うわっ、郷ひろみ物語!!」とか言い合ってたw

次はデビュー前の貸本屋時代の作品「由紀夫くん」から始まって、色々な作品の原画展示。
「ゆきおくんのゆきおは鳩山由紀夫と同じ由紀夫だね」と心の中で思いながら読む。
にわかの私にとっては知らない作品がいっぱいだった。

次はベルサイユのばら。
「歴史物は受けない」という編集部の反対を押し切って描いたそう。
「だって、私の頭の中でできている物語はすごく面白いんだから、当たらないはずがないと思っていた(←雰囲気)」だそうで、かっけー。
そう思う人は結構いると思うんだけど、実際に結果が伴う人なんてほんの一握りだもんなぁ。
大抵はただの思い過ごしで終わっちゃうよ。

登場人物のプロフィールで始まって、あらすじとともに原稿・宝塚の写真の展示。
ちゃんと物語がまるごとわかる構成になっててすごい。確かにそんなに長い話じゃないけど。
外国版コミックスやカラーイラストが続く。
こんなこと言うの失礼だけど、うまいよねー。
ほんとね、綺麗なの。
描き込みすぎてないけど丁寧で、絶妙。

次は宝塚の衣装コーナー。
ここは写真撮影可。
フェルゼンにアントワネット

アンドレ

オスカル

重そう…これであんなに踊るんだもんな…
飾りが大きいせいか、結構ちゃちい感じですw
繊細なことしても、舞台じゃ見えないしね…
写真館とかの衣装がチャチくてショックを受けることがあるかと思うけど、大丈夫、それ、本物完全再現だから。

ちなみに今週も宝塚観てきたけど、龍真咲様恋しい。同じ月組とは思えない…

そして次はまたまたカラーイラスト。
淡い色が本当に綺麗。パソコンじゃできないよなぁ。
ほんと、ここはずーっと観ていられると思う。

次はオルフェウスの窓のコーナー。
こんな写真スポットも。
ちょっとシュールw

言われてみればBGMもかかってた。

次は「池田理代子挑戦の人生〜『ベルばら』とともに〜」という13分の動画が常時流れているコーナー。
インタビュー部分は2004年のNHKなので、観たことがある人もいるかも。天海祐希さんのアンドレ・涼風真世さんのオスカルのベルばらも少し観られます。

次は近年描かれたイラストのコーナー。
やっぱり絵は変わってますね。美内すずえ先生もそうだけど、私的には前の絵の方が好きだなぁ。今の絵は逆に古く感じてしまう…
↓ちなみに最近の絵

ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミックス)

ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミックス)


お土産コーナー(誰でも入場できる)

先行販売らしい。高い。


トータルの感想としては、特別なファンじゃないのにすごく見応えがあって、いい展示だと思った。
各作品を網羅している(んじゃないかな、と思うw)し、とにかくイラストが美しくて見惚れる。
ただ、ファンの方は見慣れてるのかもなぁ、と思ったり。
初見だったからよかった部分もあるのかな。

満喫するには1時間欲しいですね。動画だけでも13分あるし。
大阪、京都、横浜も順次開催なので、気になっている方は行って損はないと思います。

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