アラサー女が暇を持て余してるブログ

周りの流れに乗れずに独身のアラサー女が暇を潰すブログ。

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毛と私の戦い ~31歳 夏~

ここ最近、日に日に白髪が増えてきている気がしている。
この十数年欠かさず髪の毛を染めてきたし、大学生のころは「いかに髪色を明るくするか」に情熱を注いでいたのでツケが回ってきたらしい。
私は白髪の存在が許せないので見つけ次第抜くのだが、専門家によると、「白髪も立派な髪の毛であり、毛量に貢献する。抜いてしまうと毛が弱ってしまい、毛量の減少につながるのでよくない」らしい(うろ覚え)。
だがしかし、いっても私はまだ31歳。この量の白髪を抜いたところで脅かされる毛量ではない(50歳 冬 あたりに後悔するかもしれない)。

そんなことを考えて抜いていたら、ついに先日、白髪の報復にあった
それは私が31歳になってから初めての合コンで、待ち合わせ前にトイレに寄った時のことだった。
私は見つけてしまったのだ。頭のてっぺんに鬼太郎の髪のごとくそそり立った3cmほどの白髪を。
女性の髪の毛のしなやかさなど皆無で、妖気を感じているとしか思えないほどピンとしている。
なんて存在をアピールしてくるんだ。
いつも抜かれるからか、ここぞとばかりに存在をアピールしてくる。

抜 く し か な い

3cmくらいの白髪。手で抜こうと頑張るが、毛先を捕えても滑ってしまい抜けない。
何回繰り返しても滑ってしまい抜けない。
それどころかキューティクルが剥がれてくるくる丸まって、ゼンマイみたいになってしまった。
さっきまでの存在感などなんてことない。更に上回る存在感を出してきた。

とてもピンチだ。
これならただ白髪が生えていた方がマシだった。
こんなゼンマイ白髪を頭のてっぺんに生やして行ったらいい笑いものである。
抜こうと髪をひっぱればひっぱるほどゼンマイ度が上がっていく。
これでは男性陣に「真ん中のあいつさ、頭にゼンマイ乗せてたよなwwww」と合コン後に笑われてしまうかもしれない。

ゼンマイ化する前であれば他の髪の毛の中に埋めるという手段もとれたのに、こうなった後ではふとした瞬間にゼンマイが頭を出すかもしれないリスクを取ることはできない。
(↑なぜかこの時点で毛抜きを買いに行くという選択肢を思いつかない)

かつて鼻毛が出たままパーティーに来た男をdisったが、彼と大差はない。
彼も本当は鼻毛を抜いてきたかったが、抜けなかったため奥に押し込んできたのに私のタイミングで運悪く出てきてしまっただけかもしれない。
白髪を抜いてはいけないのは毛量のためではなくゼンマイにならないためではないのか。

そんなくだらないことを考えながら白髪と格闘するも、迫り来る待ち合わせ時間。
遅刻して印象を悪くするか、ゼンマイが見つかるリスクをとるか。
あと1分粘ってダメだったらゼンマイを生やして行こう、そう決めた時!その時に!!
見事ゼンマイを収穫することに成功し、事なきを得た。

毛抜きを持ち歩こう。そう私は心に決めた。


そして今日。
会社でトイレに行った私は見つけてしまった。
自分のあごに生える太い一本の髭を。
衝撃すぎて倒置法を使わずにはいられない。
髭を見つけたではなく、見つけた髭を。にならざるを得ない。

髭の衝撃もさることながら、更なる衝撃は、私はあんなに毛抜きの大切さを学んだというのにまだ毛抜きを持ち歩いていなかったことである。

31歳になっても相変わらず学ばない女である。

またもや爪で頑張ってみたが抜けなかった。
そして場所は会社のトイレである。
人目があるので長くトライはできない。
爪が無理だったので、10円玉2枚で挟んでみることにした。





挟めなかった。


ちょwwwテレビで見た気がしたんだけどwww
手ごたえ全然ないし勘違いだったのかなwww
わざわざ席に戻って10円取ってきたのにwww

私は1日髭を生やして仕事をしてきた。
(↑またもやなぜかこの時点で毛抜きを買いに行くという選択肢を思いつかない)



そして帰宅し毛抜きを手にしたところ、1秒で抜けた。



今日のまとめ
毛抜き発明した人天才

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